▽準々決勝(ゼットエー)
暁星国際
000001000-1
10011010×-4
拓大紅陵
マウンドで最上級生の意地が光った。Aシード拓大紅陵は木更津市勢対決を3点差で制し、2022年以来の準決勝進出を果たした。先発の宮沢和聖が7回2安打1失点に抑えれば、背番号1の二宮楽は八回のピンチに登板し、見事“火消し”。3年左腕2人が好投した。宮沢は「二宮も含めて後ろに他の投手もいるので、力まずに投げられた」と汗を拭った。
初戦以来の登板となった宮沢は「きょうは三振を取らず、打たせていく。(捕手の)片岡(拓月)がそういうアドバイスをくれたので、投げやすかった」。直球とカーブの緩急が生き、89球でテンポ良く抑えた。
八回、2番手投手が安打と死球で1死一、二塁のピンチを迎えると、二宮がマウンドに上がる。「エースナンバーを着けている以上、ピンチで抑える責任がある」。闘志を燃やして臨み、注文通りに二ゴロで併殺に打ち取ると、九回は三者凡退で試合を締めた。
遊撃から救援登板する右腕の山辺颯を含め、3年生投手が互いを高め合う。宮沢は「二宮がいて、今の自分がある。山辺は楽しそうに投げるのが印象的で、自分もそういう投球ができたらと思っている。この2人がいなかったら自分は成長できていない」。頼もしい投手陣が率いるチームは、24年ぶりの夏聖地まであと2勝とした。
(森大輔)









